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コタ&こたplusサチイブ お気楽DAYS

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Episode26~30

 


◆◇◆Episode26:いつわりの花嫁◆◇◆



ベベルに近づくと、ベベルの守護龍エフレイエを倒し、
ティーダたちは突入態勢に入った。
あらかじめ配備されてい僧兵の攻撃を受けながらも、
飛空挺は突っ込んでいく。

ティーダたちは飛空挺から聖ベベル宮に飛び降りた。

ユウナ!!」

叫ぶティーダの目に映ったのは、
白いウェディングドレスに身を包んだユウナ
そして、花婿はシーモアだった。(←すごい花婿衣装の帽子( ̄m ̄*)プッ)

シーモアマカラーニャ寺院で倒したはず!?
リュックの疑問にアーロンが答えた。

ジスカルと同じように、強い思念に縛られて留まった死人(しびと)だろう。」

ならば、ユウナシーモアを異界送りしようとしているのではないか?



次々と襲いかかる僧兵を蹴散らし、二人のところへたどり着くが、
キノック老師らに銃口を一斉に向けられ囲まれてしまう。

動こうにも動けないティーダたち。

そのとき、ユウナが杖を持ち出し、(←どこに隠し持ってた!?)
シーモアと対峙した。

異界送りをするつもりだ。



シーモアの体から幻光虫が溶け出す・・・




「やめい!」

銃口を向けられた仲間の命は惜しくないのかと言って
それをやめさせたのは、ほかならぬマイカ総老師だった。
大人しく結婚を受け入れるか、仲間を見捨てるか、
選択をせまられるユウナ

彼女にティーダたちを犠牲にすることなどできるはずもなかった。
手から杖が落ちる。

そして、シーモアユウナに誓いのキスをする。

ティーダは見逃さなかった、ユウナの体が悔しさで震えるのを。





「殺せ」



屈辱を味わうユウナの耳に聞こえたのは、冷徹なシーモアの言葉。
一斉にトリガーが引かれる。


「やめて!」


叫んだユウナシーモアの手から離れ、広場のへりに立っていた。
やめなければここから飛び降りるというユウナを見て、
シーモアは武器を下げさせた。

ユウナの元へ走るティーダユウナは制し、
早く逃げろという。
落ちて助かる高さではないとシーモアも止めるが、
ユウナは屈辱を受けた唇をぬぐい去り、
聞き入れなかった。


「平気だよ 私は飛べる 信じて・・・」


そう言ってユウナは身を投げた。









◆◇◆Episode27:崩れ去る信仰◆◇◆



落下していったユウナを間一髪受けとめたのは、
彼女が召喚したのだろう、召喚獣ヴァルファーレ。
ヴァルファーレと彼女はそのままいずこへと消えていった。

ユウナの言葉通り、
ティーダたちはリュックの閃光弾でその場から逃走する。
とにかくユウナと合流しなければ。
ユウナが行く所、それは・・・?
キマリが言う。

「このベベルもまた寺院、ユウナが行く所は祈り子の部屋しかない。」

満場一致で祈り子の部屋へ向かった。



祈り子の部屋と試練の間へ向かう途中には機械の施設が並び、
ワッカは驚きを隠せない。
機械を禁止しているはずのエボンの教え・・・
それを寺院は影で裏切っている。
これがエボンの本質だとアーロンは言った。
今まで自分が信じてきたものがこれなのか、水面下で民を裏切ってきた寺院への
ワッカの怒りはおさまらない。


祈り子の部屋には、やはりユウナがいた。
召喚獣バハムートバハムートの祈り子と意思を通わせるために祈るユウナ
ティーダは初めて祈り子を目にした。
目深にフードを被ったその少年のような姿、それは、スピラに来る前、
ザナルカンドで見た少年だった。

しかし、祈りが終わって部屋を出ると、
再びキノック老師と僧兵に取り囲まれ捕まってしまう。









◆◇◆Episode28:エボンの真実◆◇◆



寺院の裁判を受けるユウナたち。
その議長ケルク=ロンゾ老師はユウナに申し開きの機会を与えた。

ユウナは、真の反逆者は実父ジスカル老師をその手で殺したシーモアであり、
彼もまた死人(しびと)であると訴えた。
死人を異界送りする、それは召喚士としての当然の勤めだと
ルールーも助け舟を出すが、
無気味に笑うヨー=マイカ総老師、
彼は自分もまた死人であることを明かした。(←オイオイ)

スピラを死人が支配してきたのか?
マイカ総老師は死人による支配は、
生者による支配に勝るのだと語り出す。
生あるものは必ずいつか死ぬもの。
だからこそ生命は夢であり、死の力に逆らうのは無駄なことである、と。


「ならば、召喚士がシンを倒そうとするのも、今までシンに立ち向かって散っていった人々の命も無駄だというのですか!?」

ユウナはそれに意見する。

「召喚士の勇気が人々の希望となっているのだから、無駄にはならない。」

そう答えるマイカ総老師の言葉にアーロンは付け足す。

「だが、何の解決にもならん。」


シンが生まれ、召喚士とガードが命懸けでシンを倒し、
またシンが生まれ変わる・・・
約1000年ものあいだずっとそれを繰り返してきたスピラ
変わらぬことこそエボンの真実であると唱えた。
そしてユウナたちは反逆者として処分されることとなってしまう。





処分を待つ間、アーロンティーダに語った。

シンスピラを襲い、人々が死ぬ、死人が支配するエボン、
召喚士は死んでシンを倒し、ガードは召喚士を守って死ぬ。
シンだけが復活し、死を撒き散らす。
スピラは死に満ちている。死の螺旋だ。」

これこそがスピラの真実なのだとティーダは悟った。



処分が下った。

ユウナルールーアーロンキマリは浄罪の路に閉じ込められ、
ティーダワッカリュックは浄罪の水路に落とされた。









◆◇◆Episode29:仲間◆◇◆



ユウナは途中キノックの命令で不本意ながらも反逆者を始末するよう言われてきた
イサールとかち合う。
彼にとっては寺院は絶対の存在。
その命がたとえ自分の意に反していようと、逆らうことはできない。
ユウナはその勝負に勝ち、無事に浄罪の路を抜けた。

ティーダたちともグレートブリッジで合流したところで、
そこへシーモアがやってくる。
もしも脱走した場合のことも考え、
ユウナたちを始末しに来たのだ。

シーモアキノック老師の死体を投げ出す。


「私は彼を救ったのだ。
権力と地位を手に入れた彼を暗殺と恐怖の不安から死をもって救ったのだ。」

さらっと話すシーモア

「死こそ安息。全ての命が滅びれば、スピラは救われる。
死をもってスピラを救うために、私はあなたと手を組み、
新たなシンとなるのだ。」

といってユウナに手を出すが、ユウナは応じなかった。


新たなシンとなる?

ふと疑問に思うティーダだったが、
突如キマリシーモアに一撃を加える。
キマリの先手にシーモアが変異した。


「走れ!ユウナを守れ!」

キマリ


キマリが吠えた。
ここは自分に任せてユウナを連れて逃げろというのだ。

アーロンキマリの捨て身の決意を受けて

「行け!」

と叫ぶ。


そんなことはできないと自分もともに闘おうとするティーダ
アーロンが刃を向ける。

「行けと言っている!!」

キマリの決死の覚悟、彼の気持ちを無駄にしないために、
他のメンバーを走らせるアーロン


ティーダは後ろ髪を引かれながらも逃走する。

だが、ユウナが途中で立ち止まった。


キマリを置いていけません!」(←そーだぁ!)


小さい頃から自分の側にいて見守ってくれたキマリ
ユウナには彼を見捨てることはできなかった。

ユウナの行く所ならどこへでも行くと言って、
ティーダユウナと一緒にキマリの元へ引き返す。

二人の後をワッカリュックルールーも追っていく。

フッと笑い、アーロンもまたキマリの元へ戻るのだった。









◆◇◆Episode30:再出発のとき◆◇◆



魔物と化したシーモアをなんとか倒したものの、
異界送りする余裕まではなく、
ティーダたちはベベルを脱出。
マカラーニャの森へと逃げてきた。
追手はどうやらないようだ。


一人になりたいというユウナ
彼女だけでなく、みんな心身ともに疲れ果てていた。


キマリが遠くから見守る中、
ティーダはスフィアの泉に浸るユウナの元へ行く。


その気配を感じ、ユウナは語り出した。

「こんなはずじゃなかったのにな・・・。」

死を覚悟してきたはずなのに、がんばってきたはずなのに、
信じてきたことがこんな形で崩されるなんて・・・
ユウナの今まで無理に張り詰めてきた
気持ちは今にも崩れそうだった。




「もう、がんばるのやめろよ。」

そう言ったティーダは召喚士の旅の真実を全て聞いたことを明かす。
そして、ユウナの気持ちも知らずに
勝手なことを言ったことを謝るのだった。

でも、ユウナティーダと過ごしてきた日々は楽しかったと言う。



思いきってティーダは旅をやめちゃえば?と提案する。

ユウナ

「いいかもね・・・」

とつぶやいた。


旅をやめたら、何をしようとか、どこへ行こうとか、
二人はあれこれ思いつくことを話す。

「オレのザナルカンドへいこう。」

というティーダの言葉に、ユウナ

「私、ブリッツ見たいな。」

と楽しそうに言う。

故郷ザナルカンドの美しい景色のことを
思い出しながら話すティーダ

二人で行こうとティーダが振り向いたそこには、
涙を流すユウナの姿があった。



「できないよ・・・できないんだよ・・・行けないよ・・・」


どんなに楽しい生活が待っていようと、
シンをそのままにしておくことはできない。
自分がスピラを捨てて旅を止めるわけにはいかない。
それをユウナが一番わかっているのだ。



思いがあふれ、涙が止まらないユウナ
そんな彼女を抱き寄せ、その唇にそっと口付けるティーダ
ユウナもまたティーダに身を任せ、
二人は泉の中でひとときの夢にひたるのだった。(←キマリが見てるんじゃぁ・・・)


ティーダユウナ








「旅・・・続けるよ。」

落ち着きを取り戻したユウナが言った。
旅をこのままやめても、きっと後悔するから、と。

ティーダはそれを止めることなく、
自分もずっと一緒に行くからと言う。

そんな二人を見ていたキマリは微笑み、静かにその場を去った。




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